Point
京都らしさを出した、シックな和モダンへのイメージチェンジをご提案させていただきました。
以前は金色の壁面や赤い絨毯で艶やかにされた装飾台、丸みを帯びた折上天井が目を引く、明るく豪勢なイメージの接客スペースでしたが、今回は女性スタッフを引き立たせる落ち着いた色を用いシックな内装にしております。
ご提案させていただきましたのは造作した木材が織り成す優しい素地の色と陰影で楽しめる和を意識した空間です。
装飾した木部を活かすため、壁や天井はグレー色で統一し、壁面に元々ある桟や格子の装飾などはツヤのない黒色に塗装しメリハリをつけています。
また、折上天井を正面奥の装飾棚まで広げ、折上天井から続く奥の壁面を床まで木材で流れるような装飾を連続させることで線を作り、空間に奥行きを持たせています。